2020.Jun | LEARN-学ぶ

【日本の歴史はオモシロイ!➁】安土桃山時代から現在までを見てみよう!

外国人のための日本情報
最終的には武士の時代が終わりを迎えます。そして日本も近代国家の仲間入りを果たします。ちょんまげを切り、洋服を着るようになります。そのように日本が大きく変化してから、まだ200年も経っていないことには驚きでしょう。ここでは、安土桃山時代から現在までを見ていきます。

1、安土桃山時代~江戸時代

1-1、安土桃山時代

「安土桃山時代」

1573年~1603年です。
織田信長と豊臣秀吉が中央政権を握っていた時代です。
織田信長と豊臣秀吉は日本の歴史上、最も有名な偉人の1人です。2名についての書籍や映画など数多くあります。
日本では、大河ドラマという、国民の多くが視聴するテレビドラマがあります。NHKで放送されます。
歴史上の人物を主人公にした歴史ドラマです。歴史を面白く、わかりやすく理解することができるので、外国人の方にもおすすめです。
その大河ドラマの主人公として織田信長と豊臣秀吉も描かれています。
また、織田信長は家臣である明智光秀による本能寺の変で自害したこともとても有名です。

1-2、江戸時代

「江戸時代」

1603年~1867年です。
関ヶ原の戦いで徳川家康が勝利したことで始まります。
徳川家康も織田信長、豊臣秀吉と並んで有名です。江戸時代は徳川家の統治により、約260年という長い年月で続いた幕府です。最後の将軍、徳川慶喜による大政奉還で幕を閉じます。
大政奉還というのは、幕府が政権を天皇に返す事を言います。
日本では元々、将軍が指揮する幕府と、天皇が指揮する朝廷の2つで成り立っており、時代によって、朝廷の力が強いこともありましたが、大半は幕府の力で長いこと統治がなされてきました。
この大政奉還により、武士の時代は終わっていったのです。新選組、は海外でも有名かもしれません。幕府側について、天皇側と戦った部隊です。新選組を題材にした作品も数多くあります。

2、明治~昭和

2-1、明治

「明治」

1868年~1912年です。
天皇を中心とした新政府が始まります。首都を東京に移しています。
明治の時代には今の都道府県の基となる県が出来上がりました。その他多くの改正がなされました。
江戸時代は鎖国という、特定の国以外外国とのやり取りをしない、という政策をとっていましたが、明治時代からまた盛んに外国とのやりとりをするようになりました。
そして現在の日本国憲法の前身である大日本帝国憲法ができました。このことから、国民も政治に関わることができるようになり、近代国家への道を歩み始めました。
産業も発展をし始めました。日本が大きく変わった分岐点であると言えます。

2-2、大正

「大正」

1912年~1926年です。大正天皇の治世を指しています。
大正時代では「大正デモクラシー」が起こり、民主主義へ大きく前進しました。
そして、日本を含む世界において、第一次世界大戦が起こりました。世界も日本も多くの犠牲者を出しました。

2-3、昭和

「昭和」

1926年~1989年です。昭和天皇の在位期間を表す時代です。
昭和では大きく、産業、工業ともに発展をし、人々の生活も変わりました。
大きな出来事として、第二次世界大戦があります。日本は敗戦をしました。世界中で多くの犠牲者が出ました。原爆によって、広島・長崎の町は大きな被害を受けました。この経験からも、日本でも世界でも、核なき世界を目指す動きが始まりました。広島の原爆ドームには毎年多くの人が国内外から訪れます。
1945年に終戦し、その後1947年から現在の日本国憲法が使われています。日本国憲法では、権利の所在は国民にある、という内容に変わり、象徴としての天皇が生まれました。
戦争の後は、日本は復興にいそしみ、高度経済成長を経て、大きく経済が復興・発展していきました。人々の生活も変わり、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫は三種の神器と呼ばれました。
その後、東京オリンピックもあり、東京を始めとし、ほぼ現在の姿に近い状態まで日本は発展をしました。

3、平成~現在

3-1、平成

「平成」

1989年~2019年です。平成天皇の在位期間を表す時代です。
平成はITが発達し、人々の生活は大いに便利になりました。
一方で、世界では環境問題が広がり、日本ではたくさんの災害に見舞われました。
1995年には阪神淡路大震災が起こり、関西地方で多くの犠牲者を出しました。その後鳥取、岩手と災害が起こり、2011年には東日本大震災が起こり、死者が15,000人を超えました。その後熊本の人々も災難に見舞われました。
また、災害以外でも2007年からのリーマンショックで、多くの失業者が出ました。
日本は、災害や不景気に見舞われ、まだ元の生活に戻っていない人も大勢いて、復興への取り組みが日々、各地で行われています。

3-2、令和・現在

「令和」

2019年~現在に至ります。令和天皇の在位期間を表す時代です。
令和になり、東京オリンピックも間近、という中、世界中でコロナウィルスという目に見えない敵と戦わなければならなくなりました。大きな社会不安が現在も続いています。
日本は、各時代で大きな災害や疫病、社会不安に見舞われながら、協力をして、努力をして、立て直してきました。人々の生活は安心・便利になり変化していますが、人間の底力、というのは時代が変わっても、変わらないものなのかもしれません。