【お呼ばれしても慌てないために!】「結婚式、お葬式」について

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2020.7.2最終更新
在日外国人の日本生活情報
日本での結婚式などに参加したことはあるでしょうか。また、日本に長くいるとお世話になった方が亡くなり、葬儀の案内が来た、という経験がある方もいるでしょう。文化によってとても違いが出ますし、マナーもあります。そんなに頻繁にあるものではありませんが、いざという時のため、日本でのお呼ばれマナーをしっかり学びましょう。

1、日本の結婚式

日本では、通常、婚約、入籍、結婚式、新婚旅行という流れが一般的です。
そして結婚式には各国同様、お客様を招待して行ないます。
日本では、結婚式は通常、結婚式場やホテル、神社などで行なわれます。時間にすると、おおよそ4~5時間です。
今では、洋式、キリスト教式で開く人が多いので、結婚式場やホテルが多いでしょう。
流れとしては、挙式から招待される場合と披露宴から招待される場合があります。
午前中開催ですと、10時くらいに受付があり、11時から挙式があります。1時間ほどです。式場内のチャペルにて行なわれます。そして。12時半頃から披露宴会場に移動し、2~3時間程、披露宴があります。
披露宴も内容がおおよそ決まっています。新郎新婦の登場、挨拶、お客様代表の挨拶、乾杯、がまずあります。そして友人などによる余興があり、新郎新婦は衣装を変えるお色直し、というものをします。そして、最後には新郎新婦の挨拶、そして家族からの挨拶などがあります。招待客は、美味しいコースになっている料理を堪能します。

招待される側ですが、基本的にはドレスとスーツを着ていきますが、過度に露出したような恰好は避けた方が良いでしょう。そして白い色のドレスも避けましょう。

そして、ご祝儀と呼ばれるお祝いのお金を用意します。
家族や会社の人は人により金額が異なりますが、友人として招待される場合は、3万円であることが多いですが、式によってかわる場合もあるので、不安な場合は他の招待客の人に確認してみても良いでしょう。
3万円は、ご祝儀袋に入れて、そして、1万円札は新札を用意しましょう。結婚式は土日であることが多いので、銀行が開いている平日に用意しておくようにしましょう。

結婚式では、席次表やお返しの品が配られますので、お持ち帰りしましょう。

2、日本のお葬式

日本のお葬式に呼ばれた場合のマナーを紹介します。お葬式には、一般的にお通夜と告別式の2日間で行なう場合が多いです。どちらに参列しても良いですし、どちらも参列しても構いません。

服装ですが、喪服とよばれるもので、洋服屋さんで仕立ててもらうことができます。
男性ですと、黒いスーツに黒いネクタイで代用することもできます。女性は喪服に黒いストッキングを履きます。

そして、お香典というお金を包みます。香典袋を買って、薄墨で名前を書きましょう。金額は立場にもよりますが、3000円~10000円などです。

宗派によってご焼香など、作法が異なりますので、お坊さんの言う言葉が難しければ回りの方々を真似すると良いでしょう。

また、帰りに香典返し、というものをもらいますので、持ち帰りましょう。